4th 6月
2010
埼玉、いや日本を代表する金魚の造り手、木村秀造氏。
鷲宮の養魚池で琉金、東錦、蝶尾、水泡眼、出目金などを養殖
していらっしゃいます。なかでも琉金においては、氏の右に出るものはいない
といわれマニアだけでなく金魚屋にとっても手に入れたい金魚の一つです。
まん丸のボールのような体にとがった口先、ぴんと張った背びれに癖のない
すらりとした尾。腹まで回る帯状のサラサ模様はなんとも優雅です。
そんな琉金ももう見れなくなってしまうかもしれません。
その木村氏ですが、昨年よリ体調を崩され、金魚の養殖も思うように
行かないようです。市場への出荷もストップしていましたが、
先日の埼玉の市場に久しぶりに出ていました。
琉金、水泡眼、セルフィン水泡眼、出目金が並んでいました。
以前の様にたくさん並ぶのは、まだ先の事かも知れません。
氏が一日も早くお元気になられるように願っています。